01_日記 02_コロナとウクライナ

【day-17】ロシア主張 安保理応酬

朝日新聞一面には、常任理事国の何とも無様な姿がさらけ出されている。世界の警察官たる常任理事国は戦争を止めさせるどころか、まさに非難の応酬に終始している。
国連は、ウクライナからの難民や戦闘での死者数などといったファクトは公表する機能はあるものの、結果としていまのところ、〈武力の行使または武力による威嚇〉について何らかの実行は何もできないままだ。
機能不全と一言で言ってしまえるものではなく、そもそもこういう事態にあっては国連は実質的に機能しないことは自明だったわけで、われわれはその現実を見させられているに過ぎない。国際政治にあって、言葉は無力なのか。

安保理会合は、理事国15カ国のうち7カ国以上が反対すれば開かれないが、欧米の理事国は「ロシアの目的を世界に明らかにし、そのウソを暴く」(アメリカ)ことを狙い、開催に反対しないことを決めた。

その間にも、露軍はウクライナ全土に戦線を拡大しているようで、西部のリビウにもミサイル攻撃がなされたという報道がある。キエフへの進軍も止まっていないようで、戦局は拡大方向に入っているように見える。

戦争完遂への揺るがない意思、に対する抑止力として、欧米はいかなる意思(あるいは目的)を実行できるのか。

あー、北京パラリンピック閉会式を見逃してしまった。そして、今日はわたしの誕生日。四海波穏やかにと、常に願う。

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