ハーバート・マクマスター※1が述べるように、戦争は人間同士の「意志のせめぎ合い」なのであって、テクノロジーはその一要素に過ぎないのである。(小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』ちくま新書、p.22)
※1 アフガニスタン駐留米軍司令官を務め、トランプ政権下でアメリカ国家安全保障問題担当大統領補佐官となった。
昨日2/28、今日3/1と、明日3/2は、コロナでほぼぶっ倒れてしまっている。未来を限定して書けているのは、このテキストが3/3に書かれているからだ。
こんなふうに3月を迎えるとは「よもやよもやだ」。家人M氏らはだいぶ通常の生活に戻りつつある。わたしだけが七転八倒していて、オミクロン株は「比較的軽症」と世間では言われているようだが、この症状で軽症というならデルタ株ではワタクシはとっくに御陀仏だったのではないか。28日から3日間、高熱とのどの痛みとでただ横たわっているだけだった。眠っていたかもしれないし、眠っていなかったかもしれない。少なくとも「眠れないな」という意識が強固にある。
この3日間は、定期購読している(自宅のポストに運んでくれている)朝日新聞しか確認できていない。ほとんど起き上がることすらできていない。保健所からわたし含めて同居人(子ども二人のこと)について体調管理の報告を毎日10:00までに行え、という。いちいち氏名から入力させてだ。コロナ禍初期ならいざ知らず、第6波のピークアウトと言われるこの時期でこのICTサポートぶりかよ、と枕元で重たいiPhoneを支えながら入力しつつ恨み節を言っている。そう言えばさいきんはデジタル庁という言葉もとんと紙面などには登場してこないのだが(朝日だけかな)。
そういうわけで、停戦協議が28日にロシアとウクライナ双方の間で行われたという。場所はベラルーシとウクライナとの国境地帯の検問所で行われたという。
ロシア大統領府によると、プーチン氏は28日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、
「問題の解決は、(ロシアが一方的に併合した)クリミア半島に対するロシアの主権の承認やウクライナの『非ナチ化』、中立的な立場の維持など、ロシアの安全保障に関する法的な利益を無条件に受け入れた場合のみ可能だ」と述べた。(朝日新聞3月1日付朝刊一面)
ゴールポストが遠すぎないかね。遠ざけているのはプーチンなんだけど。
それにしても、マクロンくんは一生懸命なんだが、どこか空回りしているなあ。。
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