ミラノ・コルティナ冬季五輪はそろそろ後半に差し掛かっている。ここまで日本勢はだいぶメダルを獲得している。
日本時間の今日(2/17)は、フィギュアスケート ペアフリープログラムで、〈りくりゅう=三浦璃来・木原龍一〉ペアが金メダルを獲得したばかりだ。彼らは前日のショートプログラム(SP)ではまさかの5位。そこからの大逆転というわけだ。ニュースのトップはその話題で持ちきり。
朝日新聞の2/17付朝刊一面、名物コラムの「天声人語」は、「五輪会場と『白い戦争』」というタイトルでこうはじまっている。
メダルラッシュで盛り上がるミラノ・コルティナ冬季五輪は会場群が広範な4地域に散らばっている。その一つのコルティナダンペッツォは、空を突き刺すドロミテの岩峰が美しい。ここが110年前、第1次世界大戦の前線だったと知る人は少ないのではないだろうか
朝日新聞デジタル版ではここから先は有料になっているので、そのままでは読めない(わたしは紙媒体で定期購読をしているので一読できるけど)。
しかし、このドロミテ(Dolomiti)、じつは110年前に第一次大戦の前線のひとつだった。1915年に参戦したイタリアとオーストリア・ハンガリー帝国の両軍がその山頂奪首の戦いを繰り広げた激戦地である。
しかし、この戦線は山奥の「忘れられた戦線」だと天声人語子は言う。
第1次大戦というと、小説や映画にもなったフランス・ベルギーの西部戦線がまず頭に浮かぶだろう。でも、ここであった山岳戦では砲弾や雪崩で多くの兵士が命を落としたことも、知ってほしい。
その後、このドロミテには野外大戦博物館もでき、多くのスキー客や観光客も訪れるようになったという。
天声人語は、最後にこう締める。
コルティナのコースで、国籍の異なる選手が一つのゴールを目指す。歴史を知ると、光景は少し違って見える。
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